バッハセミナーの1日目は自己紹介と曲紹介。
行って参りました。初参加のバッハセミナー in 明日館!まずは初日。

セミナーは午後2時スタート。
10時頃に自宅→地元の行政センターで書類ゲット(徒歩15分)→最寄駅(徒歩15分)
→電車で一旦北上してその書類を届け(冷房のショッピングセンター通り抜け5分間があったけど徒歩15分×往復)
→12時台に電車移動して池袋駅出てから明日館まで徒歩5分強

…全部暑い!荷物が重いと思ったら水モノを3本持ってた(約1.5kg)からでした。すぐ飲んじゃうんですけどね。
普段ならクルマで済んでたはずのエリアで徒歩移動したのが、体力的にじわじわキます。なんですかこの暑さは。

…という愚痴はともかく、会場は結構涼しく冷房が入っていて一安心。

バッハセミナーの初日は「まず最初に全曲全部通しちゃうんだよ」と成さんに伺って覚悟はしていたのですが、佐々木センセイによると、「まず最初に恒例の全員自己紹介を」ってのが一番最初でした。

総勢80名の3番手位でしゃべるハメになり、どこまでしゃべっていいのかちと焦りましたが、うっかりハンドルネームで名乗ることなく(爆)通過。全体的にオトナの自己紹介で一貫していました。「どこかでお目にかかってますよね」の方も結構ちらほら。
佐々木先生に引き連れられた学生さんたちも学部2年生(未成年?)から「大学院○年目です」「(計算が合わない位長くいますが)学部生です(笑)」さんまで層厚く。この若者たちがまた本気で上手いが、このバッハセミナーの名物でもあります。

で、曲の解説を挟みつつ、今回のお題を全部通したところで本日は終了となりました。…曲、多いです。

・ヨハネ受難曲(BWV245)第1部
言わずと知れた名曲ですが、「皆で歌って全部通してみよう」でカギになるのはエヴァンゲリスタ。最初はテノール全体で勇ましく(?)始まってたのですが、第1部が終わる頃には大分人数的にもまとまって来てましたね(苦笑)
それでも終盤の「ペテロ泣き→続くアリア」では皆さん気合いが入っていました!素晴らしい。
気合いといえばI葉さんの「本気のイエス」が後ろからビンビン来て最初びっくりしました。流石です。
「イエスは渡さん」の勢いのようですが(ダブル(?)キャストになる可能性高そうですが)ちゃっかりユダも歌われてたそうです。

で、アルトは(当初はこのセミナー全体でも)唯一のアリア、Von den Stricken meiner Sündenで皆さん気合いが入り。他ひたすら聴いてる時間長かったですものねぇ…(汗)


・カンタータ140番 Wachet auf, ruft uns die Stimme 目覚めなさい、と声が私たちを呼んでいます
 まず「へー」なウンチク。これは「三位一体の祝日後第27日曜日」のためのカンタータなのですが、この日曜日が滅多にない(センセイのお話ですと18年に1回位しか巡って来ないらしく…)ために演奏機会がレアだったはずのカンタータなのだそうです。

[解説(あくまでも西方教会ベースで)]
イースター(復活祭=春分の日の後の最初の満月の次の日曜日)後の50日目(これも日曜)がペンテコステ(五旬節、聖霊降臨祭)、その翌週の日曜日が三位一体の祝日です。で、その後は「三位一体の主日後第○日曜日」とカウントアップして行くのですが、11月30日に最も近い日曜日(11月27日 - 12月3日の間の日曜日)からアドヴェント(待降節)が始まって別勘定になってしまうため、よっぽど春分の日と満月とイースターとなるべき日曜日との日取りが近くないと27までカウントできない、という訳です。
#すみません、数えて検証はしておりません…流石に。

全曲を貫くテーマは、イエスと人間の魂との結婚。1曲目の華やかなコラールはイエスのエルサレム入城の様子だそうでなるほど結婚行進曲のようなテンポと雰囲気で厳かに盛り上がってゆきます…長ーいコラール旋律(最初に出て最後まで残る)を歌うソプラノさんお疲れ様です。

あと、Chorale(Tenore)と書いてあったんで全くノーチェックだった4番、実は有名曲でした。考えてみれば高校生の頃に吹奏楽で「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ(Sleepers, awake) バッハ作曲」って書いてある曲を演奏したことがあった(ユーフォニウムのパートはほとんど通奏低音だったと今ならわかる)んですが、ここでしたか!ちなみにコラールの歌詞は第2節を歌っているので、Wachet aufではありませんでした。たぶん聴いたことある方多いメロディーです。


・カンタータ169番 Gott soll allein mein Herze haben ただ神だけが私の心をつかむでしょう
はぁい、直前に追加されたアルトカンタータです。美しい、美味しい。4曲(もう1曲あるらしいですが…)あるアルトカンタータのうち、唯一合唱のコラールが付随している、ということで佐々木先生思いつかれたとのことです。…いきなり振るにはオルガニスト泣かせな曲なはずなのですが(爆)
いやいや、ちゃんとばっちり弾いていただきました。素晴らしいです。
いやぁ、さらえてる曲とさらえてない曲との違いがばっちり出ますねぇ。おまけに#多めの調の曲なので、脳内半音下げにかなり苦労するのです。個人的には。しかも臨時の#が付きまくるともはや軽くパニック。
美味しいのですが、これを上手く歌うのは至難の業です。やはり難しい。
一番アルトらしくてかっこいい5番はかなーり広い音域が使い物にならないと厳しい感じ。この曲でオーディションは無理だな、自分は(汗)


・G線上のアリア 8声の合唱版
これは流石に「どのお客さまも絶対に知っててほっとする」メロディ。The Swingle Singersの編曲なので、バロックピッチでやるとアルトは低くてちょっときつい(いや、通奏低音ピッチカートのバス2はもっときついか)。
会場の響きの良さに助けられるとこれはきれいに響きそうです。お楽しみに。


参加者の皆様、明日からもどうぞよろしくお願いします。
そして「聴いてやろうか」と思われる方はどうぞ日曜日の終了演奏会にお越しくださいませ!是非!!


いやぁ、半音下げ譜読みもずいぶん慣れてきたと思っていたのですが、やはり急場仕上げで読もうとすると脳内変換回路の負荷が結構きついですねぇ。
実は帰り道に神保町の鍼灸院に寄り、その後お茶の水で見つけた練習スタジオでピアノ叩きながらソロ曲声出してみたのですが、ピアノの鍵盤で正しい音を叩くのが大変(汗)。後で録音聴き返したら、結構音取りの音が間違っておりました。
#Eに臨時のシャープが付いてるのを半音下げればEだって、冷静に考えればわかるけど、冷静に成れませんからそれ。

明日は午後後半からソリストオーディション。恐らく女声のポストのかなりの部分は佐々木センセイの学生さんたち(いや、本当に上手くて練習してますもの)で決まる気がしますが、当たって砕けるつもりで「記念受験」して参ります。1人1曲申請って、「どの曲を選ぶか」が結構戦略的にカギなんでしょうかね、コレ…(汗)
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by cantotanto | 2010-08-06 02:06 | うたいに行くこと
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