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クワトリヘッダー報告その2: Mアンサンブル事前練習第3弾
午後の部はMアンサンブルの3回目の事前アンサンブル。
中世イギリスモノ、というコアな世界を、今週末の2回でひとまずまとめなくてはいけません。

まずは「中英語」歌詞の2曲(”The Agincourt Carol”と"Summer is icumen in")の読みの統一を経験豊富なNさん指導で。
実は私、ぐぐった情報と買ってしまった中英語発音の資料↓から情報をまとめたものを作って事前打合せなしに勝手に配ってしまったのでドキドキだったのですが、とりあえず大きく違うことは言ってなかったのでちょっと安心。
要は「短母音はそのまま、長母音は今の英語と違って全てローマ字読みで」という感じなのですが、"Almighty"が「オールマイティ」じゃなくて「アールミーティ」、"he made"が「ヒー・メイド」じゃなくて「ヘー・マード」。よぉく慣れないと突発的に間違えそうです。

M先生登場後は、”The Agincourt Carol”(演奏時間の半分ほどは2soli)のソロパートを1人ずつ歌う、という「肝試し」タイム。いやぁ、正直なところ女声ソロ、という感じじゃない低い音域なのですが、ソプラノの方も含め、実に皆さんいい声で歌われます。自分の回を録音で聴いたら…声とかフレージングとか以前に、緊張と焦りのためかテンポ感滅茶苦茶(大汗)。いけませんいけません。

そして最大の鬼門、"Summer is icumen in"。入りの音から自分には高い、という先入観があるためか、そっと入っているつもりで全然そっと入っていない(愕然)。1パート3人、ソプラノの方との合わせ、という焦りもあり、とにかく足を引っ張っちゃってる模様。後で先生にうかがったアドバイス、そして帰り道に録音を聴きまくって、状況は大体わかりました…あとは実践あるのみ、のはずです(sigh)。

最後にDunstableのVeni Sancte/Creator Spiritus。先週よりはずいぶん動きと和声がきれいにわかるようになりました。やはり皆さん、しっかり勉強されているのですね。
こちらでもアルト内での声質に上手くまざりきれず、特訓モードで皆様にご迷惑をお掛けしました。<(_ _)> まったくお恥ずかしいことですが、私、たぶん本日練習中一番歌っています。出番(と音符、単語数)が少ない男声の方と同じ参加費なのが申し訳ないくらいです…。

練習後、M先生に教えを請いました…。か~のさんご指摘の(とは言いませんでしたが)「息が…」という現象論よりも、むしろ「いっぱいいっぱいで、焦って一生懸命歌っちゃってる感じ」という「精神論」の切り口でのご意見をいただきました。なるほどですねぇ…。歌い方以前に普段の生活態度からそんな感じだもんなぁ…。必要なのは「余裕」ですか。ふうう。
先生曰く、その辺を注意して1ヶ月もみっちりやればずいぶん良くなると思う、ということですが、それを本番の先生がみえるまでの1週間で何とか改善しなきゃいけません。(「あと(本番までの)2週間ですね」と言っちゃったら否定されました。そりゃそうだ)
明日は実験しながら、のつもりで練習ですね。頑張っちゃわないように頑張って参ります!
by cantotanto | 2006-04-23 03:00 | うたいに行くこと
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