明るく軽く♪ モンテヴェルディ:「倫理的・宗教的な森」から
曲の明るさは、作曲された時点で決まる。演奏の軽さは、歌う人の声質で決まる。
…ウソです。ああ、それってウソだな、とわかる一枚。

モンテヴェルディの宗教曲小品寄せ集め集「倫理的・宗教的な森 Selva Morale e Spirituale」から、独唱曲2曲、合唱曲7曲をラインナップ。合唱曲と言っても、全ての曲を1声部1人でやっているから、この録音ではすべて「重唱」。
中身は(下のタイトルでわかればわかるが…)ラテン語で詩編やミサの一部を歌う曲が6曲、イタリア語でちょっと世俗的(でもふざけてなくて「倫理的」)な歌詞を歌う曲が3曲。
なんだかばらばらな感じがするのですが…。ディスク全体に一貫して流れるテーマ、それは「明るく軽いノリ」。いや、本当です(ジャケットの絵はそう見せないんだけど…)。

小気味良いテンポ(ラストのBeatus Virなんか他の録音知ってると冗談かと思っちゃうくらい速い。あれでよく中盤~後半崩壊しないものだと感心しきり)、楽器も含め、明るく軽い音色。
実はソプラノソロの曲の次にバスのソロの曲が続いても、本当に違和感がない。声の方向性は違うはずなのに、ノリが一貫してるのです。曲をじっくり聴くつもりがなくても、明るいBGMとして1枚通しで流すのもいいんじゃないかと思う。

ちなみにAmazonで今出てる価格、私が某大型CDチェーンで漁ってきた時の値段よりえんらく安い(結構ショック)。単独だと送料掛かっちゃうから、何かお買い物の折に一緒にカゴに入れてもいいかもしれない。お値段分以上に気持ちが明るくなります。
#今練習してる曲が2曲入ってるけど…練習の録音聞いても明るくなれないもんなぁ…。

<ディスク情報(CD)> なぜかこのディスクだけライフログ貼り付けが上手く行かないので、似たスタイルで…(文句つけたせい、か…??)
Selva Morale
/ Musique d'Abord
ISBN : B00009IC6R
スコア選択: ★★★★

モンテヴェルディ:「倫理的・宗教的な森」から抜粋。独唱曲も合唱曲も各パート1人の軽い編成で。とにかく明るく軽く、速い速いっ。他の録音では考えられないスピード感あり。

MONTEVERDI(1567-1643): Selva morale e spirituale 倫理的・宗教的な森(1640) より抜粋
演奏 LES ARTS FLORISSANTS
(Jill Feldman&Monique Zanetti,sop Gerard Lesne,haute-contre
Josep Benet&Jean-paul Fouchecourt,ten
Michel Laplenie&Francois Fauche&Antoine Sicot,bass etc.etc.
指揮 WILLIAM CHRISTIE )
録音 1986年 パリ
発売 1987年、2003年 harmonia mundi Made in Germany

入っている曲
Gloria a 7 voci concertata con due violini et quattro viole da brazzo  グローリア
Chi vol che m'innamori a 3 voci e due violini わたしに恋をのぞむひとは
O ciechi ciechi a 5 voci e doi violini おお、盲いたひとよ
Adoramus a 6 voci われらは主をあがめ (聖金曜日の交唱より)
Confitebor terzo alla francese a 5 voci
quali si puo concertare se piacera con quattro viole da brazzo lasciando la parte del soprano alla voce sola われ主に感謝せん 第3番 (詩編111)
Confitebor tibi Domine a 6 : canto solo con 5 viole われ主に感謝せん (詩編111)
Laudate Dominum basso solo もろもろの国よ、主を讃めたたえよ (詩編117)
E questa vita un lampo a 5 voci 人のいのちは稲妻のごとく
Beatus vir (primo) a 6 voci concertato con due violini et 3 viole da brazzo 主を畏るる者はさいわいなり 第1番 (詩編112)
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by cantotanto | 2004-07-23 02:34 | 合唱曲
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