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メタボ、よりも鬼気迫るコトバ。
いやぁ、この1ヶ月間やきもきしていたのですが、とりあえず無事でほっとしました。

「連用すると声帯が萎縮する副作用(治らない)あり」な喘息予防のステロイド吸入薬、疑心暗鬼になりつつも、気が付けば使用開始から1年が経過しました。
無事ならいいんだけど、使用開始から徐々に、しかもここ数ヶ月は顕著に、のどの消耗が激しくなってきていてかなり不安だったのです。無理な発声をしなくていいはずの団の練習で、途中から声がかすれてくる。かすれるまで行かなくっても、結構のどが痛くなってきたりして…。

で、月イチで通っている内科医に、やっぱり声が不安だと相談したら、「一度耳鼻科で声帯を診てもらって来てください。その結果で投薬方針考えましょう」とのお話をようやくもらえました。昨日出張帰りに時間が作れたので、新しくできた耳鼻科に立ち寄り、鼻から入れたファイバースコープでデジカメ(?)撮影。初めて画像で自分の声帯とご対面できました。

いやぁ、白くてきれいなものでしたわ。
とりあえず萎縮疑惑は晴れて本当に安心しました。

むしろ軽く炎症起こしてむくみ気味(抗炎症剤の副作用気にしてる割に。クスリ自体が刺激になっちゃう「相性」もあるようです)のようだったので、吸入薬を別種類に替えて様子見るのも手かも、とのことでした。ふむふむ。
気になる症状が出たら今回の画像と比較もできるからまたおいで、と気さくなセンセイで何よりでした。

…医者サイドの診断は、まぁこんな感じなのですが、実は受診前に大体このオチは読めておりまして。
ちょうどここ数週間の間に、こっちの団の個人レッスン(曲そっちのけで発声大会)とそっちの団のヴォイトレ(こういうトラブル時(というか、朝からのどが痛い日だった)に女声のセンセイはありがたい)がありまして。使うコトバや解決法の指導の方向性はそれぞれ違いますが、要点は

・声帯が合ってない、というトラブルは感じない
・が、母音と音域によってかなり無理が来そうなクセが付いちゃってる
・若いときなら勢いで出せてた音も、息の使い方とか見直さないとのど壊すよ

ってなあたりのご指摘を受けてました。はい。ごもっともです。

この最後の「若いときなら~」についてはすんごく身につまされまして。
医者に「BMIキてるね~」と笑われても、「年齢さえ条件満たせばメタボの定義にはまりかねない」と気付いても、鏡の前で白髪がかなぁり増えてることを再認識しても大して凹まなかった(…それも問題だが)のが、

「これこれこーいう時に『ちりめんビブラート』が出だしてる」

と言われた途端に背筋にぞぞぞーっと来ました。
その単語は怖すぎます。本気で直さねば、と思わせるだけの迫力あふれるひとことでした。

ってな訳で、精進いたしますです。はい。
by cantotanto | 2008-09-21 00:38 | カラダ故障日記
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