カテゴリ:ミュージカル( 6 )
【Watch】お、キャッツだっ【NOW!】
ただ今、カンブリア宮殿でキャッツ@横浜公演の舞台裏やってますよー。
なかなか楽しそうです♪

猫追っかけのアルマさ~ん、観てますか~~~??


追伸: アルマさんからmixiボイスで「おふこーす!」とのお返事をいただき一安心♪

そうそう、最近デュートロノミー(Deuteronomy)が旧約聖書の「申命記」の英語名と知りびっくり。
造語・合成語やイメージだけなくってはっきり意味がある名前の猫もいたんだ(驚)。
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by cantotanto | 2010-01-18 22:08 | ミュージカル
「音楽の天使」とdtsの魔力 ~ オペラ座の怪人(速報)
昨日の千人オケ合わせの帰り道は、地元お知り合いの方々を乗せて、発売日(前夜)に手に入れた「オペラ座の怪人」上映会でした。

いいです。これ

高速道路運転では流石に音をしっかりとは楽しめなかったのですが、今朝地元駅までダンナ(このうすら寒い中、ビーチでのイベントお疲れ様…)を送った際、

ダ:「…このままドライブしたいねぇ…」
c:「え、六本木(集合場所)まで送る、とか?」
ダ:「海までまっすぐ…」

という会話がなされた位の美しさでございます。音。

海外イベントへの国際線の中で何度も観た、というダンナですが、ひこーきのヘッドフォンとは違うでしょ。ふふん。

実はコレクターズエディション↓で購入したので、メイキングとかもじっくり見てみます~。

オペラ座の怪人 コレクターズ・エディション (初回限定生産)
/ メディアファクトリー

↑しっかし、amazonだと安いですよ。びっくり。
事前の勉強が足りなかったなぁ…
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by cantotanto | 2005-08-28 10:33 | ミュージカル
CATS記事、ようやっと書き足しました。
今週末は、以前書いていた結婚記念日記念にキャッツを観に行くぞ企画に出掛けて参ります。

出掛ける前に慌てて観る前ディスクレビューをコンプリートさせましたので、ご案内まで。
どうぞ上記リンクをたどってくださいまし。
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by cantotanto | 2005-06-25 09:30 | ミュージカル
初生CATSのための予習グッズ(ほぼコンプリート?)
ふっふっふ。
生で(商業ベースの)ミュージカルをちゃんと見に行くのは、祖母に連れられて行った小学校1年生の時以来です。

今年の結婚記念日のイベントは、五反田にキャッツを観に行く、に決定しました。
(と世間様に堂々と発表する意味はないのですが。)

1980年代のロングランの時から気になっていたけれども、激戦チケット(しかも、何ヶ月も先の)を入手する手段も財力もなかったため、ずうっと諦めておりました。
突発的な思いつきから、希望の日の良い席を入手できました。ありがとうヤフ○ク!
#でも、今となって見れば正規のチケット代はそんなにバカ高い訳じゃないのね。ヤフ○ク価格はさておいて。

CD&DVDで舞台の流れはすっかり把握しているcantotantoですが、これからダンナも一緒に盛り上がってもらうために、ダンナにもしっかり予習をしてもらいましょ。

ってな訳で、手元にあるのはこの3枚。(詳細書き足し&構成変更050625。やっと書きました)

キャッツ ― オリジナル・ロンドン・キャスト
アンドリュー・ロイド=ウェッバー / ユニバーサルインターナショナル

こちらが、1981年(初演の年)にロンドンの舞台で録音されたもの(若干のカットあり、とのこと)。もちろん英語版でございます。英語のブックレットとは別に、LP時代を髣髴とさせる白い紙を折りたたんだ日本語対訳が封入されていました。


劇団四季ミュージカル 「CATS」オリジナル・キャスト
劇団四季 / ポニーキャニオン

こちらは、劇団四季による日本語版。録音年は書いていない(!)けれども、CD封入ブックレットの解説が1989年1月と記されているので、少なくとも'80年代の収録、でしょう(日本初演は1983年)。
↑と聴き比べると、音節数の少ない日本語で、いかに原語の音の感じを活かした訳詩をはめているかがわかって面白いです。
・ブックレットの写真のラム・タム・タガーが、白い。
#四季のHPによると「エルヴィス・プレスリー風の白い衣装からミック・ジャガー風に変わった」のが現在のタガーだそうです。


キャッツ スペシャル・エディション
/ ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

Amazonレビュー等は前に売ってたヴァージョンをご参照ください。熱いです。

こちらの映像版は1998年にロンドンのキャストで舞台とは別に「舞台映画」みたいな感じで収録されたもの。基本的にはミュージカル公演の舞台と同じように進みますが、カメラワークを意識した演出、更に舞台上でのカラクリが期待される場面で安易に映像上の特殊効果が使われている(例:マジック猫ミストフェリーズのマジック場面でCGのビームが…)点がちと残念です。

とはいえ、私が持ってるのは同じロンドンキャスト映像の香港版をこれまたヤ○オクで入手したもの。
字幕は中国語と英語のみですが、歌詞も英語ですから英語字幕で苦もなく追えます。
ただし、この香港版、後半はなぜか字幕のタイミングが数秒早い方向にズレていて、ちゃんと読もうとするとかなりどきどきします。日本語版はそんなことないだろうな。
#日本語版にはメイキングが付いているということを発見。今からamazon予約なら割引も大きいし、買っちゃおうかなぁ…。

さて、それぞれのディスクの収録曲の違いにざっと(思いつく限り)触れておきます。
キャストの違いまでは語れません。すまぬです。

[Act-1]
1. オーヴァチュア Overture
これはそのまんま。インストルメンタルな序曲です。電子音っぽさは日本版の方が強いかな。ある意味非常に80年代的。

2. ジェリクルソング Prologue ~ Jellicle songs for Jellicle cats
猫たち勢揃いのおなじみナンバーです。個人的には、「(男声)上のC(ツェー)まで出せるのか♪ (女声、本当に上のCで)アー!」というくだりが好きなのですが、生舞台でちゃんと毎回下がらず出ているのかちょいと心配です。あと、これを早いテンポで歌われると意味わかんない人はわかんないだろうなぁ。ちなみに英語版では"Bigin with a C"と言っているので、ただ「Cまで出す」だけでなく、「いきなりC」の難しさをしっかり語っています。
あ、そうそう、この部分、日本語版では「天使に届くメサイヤ」を歌えることになっていますが、英語版で「歌える曲」として挙げられているのは「ロッシーニのデュエット(って、あの曲?)」と「シュトラウスのワルツ」と「メサイヤから何曲か」です。情報量多し。

3. ネーミング オブ キャッツ-猫の名 The naming of cats ~ The invitation to the Jellicle Ball
皆でささやき系の曲というより語り。日本語版では音節数の足りなさを(情報量を落とさずに)リズムを付けない散文調の語りソロを挿入することでカバーしています。
これを聴くと猫を飼ったときに変な長い名前を付ける必要性(?)を感じます。

4. ジェニエニドッツ-おばさん猫 The old gumbie cat
これ、好きなんですよ。特に英語の歌詞が。
音節数の制約から情報量が落ちる日本語歌詞もなかなかいい訳に収めています。
She sits and sits and sits and sits → あんまり座り続けて 
なんて、なかなかいいですよね。この訳詞の問題は後日別記事で立てようかな。
昔昔、CATSのCMで使われていたタップナンバーはこの曲の後半です。
英CDのみこの曲が3番まであります。あと、歌っている猫が女声(他は若手リーダー(笑)のマンカストラップ)。

5. ラム・タム・タガー-つっぱり猫 The Rum Tum Tugger
ロック調のナンバー、ロック調の歌い方、なのですが、どの録音もあまり声が通らない(恐らく、音域と歌い方と伴奏のうるささから)のが残念。
タガーは結構面白いことを言っているのですが、何回か聞き込まないと歌詞が入ってきませんでした。生舞台はちゃんと聴こえるかなぁ…。
DVDでの腰ふりはかなりスゴいです。

6. グリザベラ-娼婦猫 Grizabella
ここで一気に重いナンバー。DVDでの彼女の避けられ方は凄いものがあります。
ちなみに「引き裂かれたコート」と歌われ、彼女もぼろぼろのコートをまとっていますが、本当は英語のcoatには「動物の毛並み・毛皮」の意味があるから着てなくてもよかったのですよね。

7. バストファージョーンズ-大人物? Bustopher Johns
ええ、大人物です。この政治家、80年代の日本語版では「内需拡大、これこそが今日の大課題」と歌っていますが、この歌詞、時事ネタでどんどん変わっているようです。「構造改革」ってのもあったようですが、今のバストファジョーンズさんは何て歌ってくれるでしょうねぇ。

8. マンゴジェリーとランペルティーザ-小泥棒 Mungojerrie and Rumpleteazer
「家族(The family)」を困らせるこそ泥猫カップルです。ランペルティーザの声はどの録音でもアニメ声系の女声ですので、そういうキャラなのでしょう。
DVD版のみ長調のコミカルな曲に替わっています。アクロバットすごーいっ(大車輪!)

9. デュトロノミー-長老猫 Old Deuteronomy
タガーがしっとりと(!)紹介する長老ナンバー。とても長生きした彼は英語版によると「9匹の妻を埋葬した、いや、99匹かも」ということなのですが、日本語で触れられるのは「愛する妻の笑顔が 何よりも彼のなぐさめ」と、一気に家庭的に。神秘的なナンバーで神秘的な長老と紹介されている点では変わらないのですけどね。

*ここにDVD版のみ”The Great Rumpus Cat"の曲が入ります。
サイバーな猫さんとして登場でびっくりです。しかも、胸にRマークw
歌はマンカストラップ。タガーが吹くバグパイプもいい感じです。皆で犬に扮装する被り物がなかなかよい。

10. ジェリクル舞踏会 The Jellicle Ball
ここでダンスナンバー。やはりDVDはよいですねぇ。真っ白なヴィクトリアにじゃれかかる黒猫ミストフェリーズのバレエコンビは美しいです…って、これは冒頭のシーンか。

11. メモリー Grizabella, the glamour cat ~ Memory
グリザベラが歌う、名曲メモリー。静かに、1幕が終わります。

[Act-2]
1. 幸福の姿
休憩後もしっとりと、長老が優しめテノールで歌う曲で導入です。

2. ガス-劇場猫 Gus: The theatre cat
年老いた芝居猫が「昔の役者は良かった」と語ります。本名は「アスパラガス」というのもまた良し。介護役のようにつく雌猫のジェリーロラムが彼を紹介するのですが…。

3. グロールタイガー-海賊猫の最期 "Growltiger's last stand" including "the ballad of Billy McCAW"(英CD)
「ガス」の若い頃のはまり役、劇中劇です。ガスとジェリーロラムが「大海賊猫グロールタイガー」と「彼を騙す悪党雌猫グリドルボーン」に扮しての立ち回り。グリドルボーンとシャムネコ軍がエキゾチックな役回りなので曲はどこか中国風ですが、日本語版では「Chi e la?」「Mi Amore!」というイタリア~ンなやりとりがはさまれたり、英語版では人のバラードを挿入しちゃったり、ある意味やりたい放題です。
*DVDでは、この劇中劇、カットされています。ガスの語りにかぶせてグロールタイガーらしい影がすっと合成されているくらいで…。だから、ガスとジェリーロラムの早替わりも想像がつきません。

4. スキンブルシャンクス-鉄道猫 Skimbleshanks
鉄道猫って、なんだそりゃ、なんですが、文句なしに楽しいナンバー。
英国の夜行列車にはモーニングティーは欠かせないようですw

5. マキャヴィティ-犯罪王 Macavity
劇中何度か場をかき回しに来る犯罪猫がここで紹介され、若手リーダーマンカストラップと戦った上で長老をさらいます。何か凄い。
紹介ナンバー中、彼は「あらゆる法則を破り続ける」と歌われていますが、英語版によると「the
low of gravity(重力の法則)」まで破るようです。脚韻を踏むって素敵です(名前にご注目を)。

6. ミストフェリーズ-マジック猫 Mr.Mistoffelees
バレエメインの猫の1人、ミストフェリーズが踊りまくります。先述の通り、DVDでのマジックはCGに頼っている感がありますので、舞台でのマジックがどうなるのか、楽しみです。

7. メモリー Memory
ここでトリのメモリーですね。カラオケで結構歌います。
あの方が歌うからこその”I was beautiful then”なのですね。ううう(涙)。

8. 天上への旅 The journey to the Heaviside layer
ここも英語と日本語の対比が面白いところなのですが…。たぶん生舞台ではそんなこと考えていられないと予想しております。

9. 猫からのごあいさつ The Ad-dressing of cats
やっぱり長老の歌声はどの録音もよいです。
最初に日本語版を聴いたあと、真剣に「次に猫を見かけたらご挨拶をっ」って思ってました。やってみたくなります。

うわぁ、早く生で見たいです。いや本当に。

実はこの企画…
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by cantotanto | 2005-06-03 12:58 | ミュージカル
「メリーポピンズ」 子守唄2曲目 "Feed the birds - tuppence a bag- "
先日の"Stay awake"に続く、「メリーポピンズ」の子守唄2曲目。

邦題は「2ペンスを鳩に」。お父さんの職場の銀行のすぐそばにある、セント・ポール寺院前の鳥の餌売りのおばあさんの歌です。
この曲は実際現地に行く前夜、メリーが子供たちに優しく歌う子守唄ですので、映像も歌も教会の雰囲気を生かした、優しく荘厳なものとなっています。

が、歌っている歌詞の内容は、まぁ優しいかもしれないけど全然きれいじゃない。
教会幻想を取り除くために、東京に置き換えて意訳(???)してみましょう。
#原詩が好きな方、大っ変申し訳ないです。私も好きなのですが、敢えてやってみます。

「浅草寺の雷門の前に、朝早くから鳩の餌売りのおばあちゃんがいるの。
いつも道行く人に『鳩の餌、一袋100円だよ~』って声を掛けてるわ。
『たった100円で「鳩助け」ができるんだ。気持ちがいいよ~』
いいことしてあげると、仁王様達の像も微笑んでくれるんじゃないかしら。」

…色気ないでしょ。でも実際、こういうお話で、とても美しくて優しくて神々しい曲に仕上がっているのです(ヴォーカリーズのコーラスが、神々しさの追討ち隊をやっております)。
ちなみに、この曲の最高音はト音記号五線譜に納まるD。最低音は五線譜より下のGで、しかもこの音がサビの入り。中音域を美しく聞かせて物語を進め、サビの
"Feed the birds, tuppence a bag "を、低い音で落ち着いてじっくり聞かせる。ジュリーの声はソプラノですから、こんな使い方ができるのも、この作品が舞台先行ではなく、映画オリジナルの作品だからこそ、でしょう。

で、実際銀行に向かってみると、確かに餌売りのおばあちゃんはいる。みすぼらしい格好で、鳩の大群に囲まれながら。このイメージは間違いなく神々しいジュリーの歌のものではなく、雷門の前で大量の鳩の中、100円の餌を売るおばあさん。まじめで堅実で教育熱心な銀行家であるバンクス氏の目にもそのように映るらしく、「手持ちの100円で鳩に餌をやりたい」と言う子供の意見を、「そんな無駄遣い許しません」と一蹴。わかるなぁ。この感覚。
#しまった、100円じゃなくて2ペンスだった。1910年代の通貨価値はわからないけど、そんな感覚の額です。

普通なら、ここで鳩の餌と2ペンスの話は終わってしまうのですが、ここから先が作品のパワーの見せ所。このジュリー(=メリー)の子守唄が、作品を一気に大転換の場へ引きずり込むのです。知らない方は、是非わくわくしながら観てください。

この子守唄も、お勧めはやはりジュリーの英語版です。日本語版もきれいに聴けますけどね。

あと、このDVD、日本語トラックだけ何だか非臨場感を感じるなぁと思っていたら、わかりました。後乗せの日本語セリフだけ、妙に定位が良いのです。会話してるほぼ全員が、真ん中にべったりと鎮座。あと、音量バランスも音楽に比べ大きめ。
友人を助手席に乗せて「何だかラジオみたい」という意見をもらってなるほど、と思いました。

<DISK情報(CD)>←サントラ盤です(上の画像も)。
メリー・ポピンズ ― オリジナル・サウンドトラック (デジタル・リマスター盤)
サントラ グリニス・ジョンズ デビッド・トムリンソン マシュー・ギャーバー カレン・ドットリス ジュリー・アンドリュース ディック・バン・ダイク / エイベックス
スコア選択: ★★★★★

ジュリーの歌を聴くために、サントラ盤も買ってしまいました。DVD→サントラ購入はめったにやらないのですが、その価値のある1枚。作曲者シャーマン兄弟のインタビュー付きですが、この部分の対訳は、ありません(歌の歌詞対訳はありますよ)。

入っている曲 (原題はそのうち追ってUpします)
1.メイン・タイトル   Main Title
2.古い鎖をたち切って
3.私のくらし
4.理想の乳母さん
5.お砂糖ひとさじで A Spoonful of Sugar Helps the Medicine Go Down
6.大道画家
7.楽しい休日
8.スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス
  Supercalifragilisticexpialidocious
9.眠らないで Stay Awake
10.笑うのが大好き
11.英国の銀行
12.2ペンスを鳩に Feed the birds - tuppence a bag-
13.信用第一の銀行
14.チム・チム・チェリー Chim Chim Cheree
15.序曲 Overture
16.男には夢が
17.タコをあげよう
18.シャーマン兄弟インタビュー
19.チム・チム・チェリー Chim Chim Cherry
20.タコをあげよう
21.アイズ・オブ・ラブ
22.女王のテーマ
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by cantotanto | 2004-08-03 02:11 | ミュージカル
「メリーポピンズ」 子守唄1曲目 "Stay awake"
先日見に行った「シュレック2」のクレジットでジュリー・アンドリュースの名前を見つけ、どーしても見たくなってきた「メリーポピンズ」。早速掛けました。

いやぁ、いいですね。作品は1964年、舞台は1910年のロンドンと、まぁ一言で言ってしまえば古臭い。でも、そこで繰り広げられる魔法(?)も歌も踊りも生き生きとしていて、とてもCGのなかった時代の作品とは思えない。今ならソフトとハードとオペレーターのチームを確保すればチョチョイのチョイで仕上げられる(?)効果を、ありとあらゆる手段(コマ撮り、逆回転、画面の合成etc.etc)を使って苦労して描いているのです。
#アニメと実写の合成を前面に押し出した長編映画は、これが初めてじゃないかしら。
「ロジャーラビット」とかじゃ、ないですよ。

ジュリーは実はこの作品が映画初主演(というか初出演)。その前にブロードウェイのミュージカル界では売れっ子になっていたのですが、彼女の歌声に惚れこんだウォルト・ディズニーが「うちの所の映画に主役で出てくれっ」と頼み込んでのキャスティングになったとか。
#そう、この作品がなければ、映画版「サウンド・オブ・ミュージック」はなかった訳です。ここはディズニー様様と言うべきか。

この映画には今でも有名な曲がいっぱいあって、♪チムチムニーチムチムニー♪の「チム・チム・チェリー(実は煙突掃除やさん以外の仕事をしている時の歌詞もある)」や、「世界一長い単語」としてギネスに載ってたことのある(今も??)「スーパーカリフラジリスティクエクスピアリドーシャス(supercalifragilisticexpialidocious)」なんかが挙げられます。でも、今回ご紹介したいのは子守唄。乳母であるメリーがバンクス家(お父さんは銀行員(笑))の子供達を寝かしつけるシーンは2回あるのですが、2曲とも、非常に美しいのですよ。

1番目は”Stay awake"、直訳すれば「起きていて」ですね。
メリーとの初めての冒険で1日中楽しんで興奮した子供たちが、「やだー、寝たくなーい、眠くなーい」と駄々をこねて騒いでいる中、彼女が歌う歌は
   「起きていて、眠らないで。
    皆はおねむの時間だけど、あなた達は眠くないのね。
    ふかふか枕もあるけど、眠ったり、夢を見ちゃ駄目よ。」
という主旨の(ごめんなさい、ストレートな歌詞掲載は避けておきます)、完全に逆説的な歌詞。
でもメロディーは、優しい優しいきれいな子守唄。
これ、興奮している子供たちに「こらー、寝なさーい!」って叱るより、実際効果的だと思います。映画だと眠るの早すぎな気がするのは横に置いておいても(苦笑)。

日本語トラックでも聴いてみたんだけど、歌詞が間延びするせいか(仕方ないんですよ。音節あたりの情報量が日本語だと少なくなるから、ゆったりした曲だと間延びしちゃうんです)、歌う人が違うせいか、ジュリーの英語版と何か違う。色気というか、訴える力を求めるには、英語版の歌をお勧めします。
#問題は、自分に子供が出来た時に、英語版の雰囲気をわかって寝てくれるかどうかだ。
##そのためにバイリンガル教育…か??? ←何かちょっと違う。

<DISK情報(DVD)>
メリーポピンズ VWDS4488
/ ブエナ・ビスタ・ホームエンターテイメント
スコア選択: ★★★★★

ジュリー・アンドリュースの映画デビュー作。CGのない時代、ディズニーが特撮とアニメ合成で子供たちに夢を与えた意欲作(メイキングは見もの)。ジュリーの歌はどれも素晴らしくて…

監督: ロバート・スティーブンソン
脚本: ビル・ウォルシュ、 ドン・ダグラディ
製作: ウォルト・ディズニー
音楽: リチャード&ロバート・シャーマン兄弟

Cast メリー・ポピンズ: ジュリー・アンドリュース/麻生かほ里
     バート: ディック・ヴァン・ダイク/山寺宏一
     バンクス氏(お父さん): デイヴィッド・トムリンスン/永井一郎
     ジェーン(お姉ちゃん): カレン・ドートリス/前田利恵
     マイケル(弟くん): マシュー・ガーヴァー/辻治樹  etc.etc.
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by cantotanto | 2004-08-01 00:40 | ミュージカル