コダーイ:ハンガリー詩編
a0036057_23030.jpg…マーラーっぽいぞ、この曲。
チェンジャーにどんなディスクを入れてたのかわからないままこの曲を聴いた時の最初の感想が、これ。いや、マーラー作品じゃないことはわかっていたんだけど。
次の曲以降のオケ物でコダーイ作品集だと気付いて、もう1回ハンガリー詩編に戻ってみると、ちっともマーラーっぽく聞こえない。こりゃコダーイだ。
何でマーラー風に聴こえたのだろう…。

・合唱の派手さと派手なオケとの呼応 …でもよく聴くとブラームス風にも聴こえる…
・木管楽器のフレーズの挿入 …確かにそんな箇所はある。(でも弦楽器べたべたフレーズはやっぱりコダーイだ)
・私の深層意識がマーラーを求めている …そろそろまた何か聴くか。

この曲、歌詞は詩編55編。だけど実際には作者(とされる)ダビデを客観的に捕らえた詩の形になっているみたい。
みたい、と言うのはマジャール語(=ハンガリー語)の歌詞に深入りする知識と気力がないから。流石に、何て言ってるか聞き取れません。

そうそう、コダーイといえば他に昔から好きだったのは「ハーリ・ヤノシュ」。この中の可愛い「ウイーンの音楽時計」はその昔TVの天気予報スポットタイトルで流れていましたね。

< DISK情報(CD) >
KODALY(1882-1967):PSALMUS HUNGARICUS・MAROSSZEK DANCES・GALANTA DANCES
Andras Molnar(テノール)
Hungarian State Chorus(混声合唱・Chorus master: Gabor Ugrin)
Bartok Bela Children's Chorus of Gyor(児童合唱・Chorus master: Vera H. Kemenes)
Budapest Festival Orchestra IVAN FISCHER(指揮)
録音:1990年6月、
発売:1994年 HUNGAROTON CLASSIC LTD Made in Hungary

入っている曲 ハンガリー詩編 op.13(1923)
       マロシュセーク舞曲(1930)
       ガランタ舞曲(1933)
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# by cantotanto | 2004-07-17 02:31 | 合唱曲
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り
a0036057_1740.jpg私は「本物っぽい」宗教曲に弱い。修道院の聖歌隊とか、指揮が現役神父とかだと、演奏が音質がを2の次に気に入ってしまう可能性がかなり高い。
まず演奏を聴くと、いかにも修道院な感じの男声に…あれ、女声パートは少年だ、ということに気付く。
ところが、ライナーノーツを見て驚いた。男声はプロで、「モンセラート修道院聖歌隊」は実は10~13歳の音楽エリート少年のみが集まる全寮制の音楽学校なのだそうだ…。年齢層が(少年合唱にしては)高いためか、女声に歌わせると低くてぱっとしない場合のあるアルトパートなんかも程よい重さで響いてくる。いいなぁ。
声変わりするとはいさようならではあるのだけれど、その後大部分が音楽の専門家になるらしい。なんだか凄いなぁ。

音楽と言葉が自然に一体となって聞こえて来るのは、指揮者の神父様と聖歌隊の英才教育のお陰なのか、はたまた人数が少ないからなのか。
いずれにしても、この曲大曲だけど大勢で歌う曲じゃないかも、と改めて気付かされる少人数アンサンブルの逸品です。
#今年ここから1曲、大勢で歌う予定なんだけど…(滝汗)

余談だが、このCDの入っているシリーズドイツ・ハルモニア・ムンディ名盤撰は凄い。マニア好きそうな声楽曲多すぎ。
私は決してバロック以前の音楽得意じゃないからまだいいけど(それでも5枚買ってしまった…)、このラインナップだったら半分近く買わないと気が済まなさそうな友人がごろごろいるぞ。

< DISK情報(CD) >
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り
モンセラート修道院聖歌隊 モンテヴェルディ プロ・カンティオーネ・アンティクワ セガーラ神父 コレギウム・アウレウム合奏団 / BMGファンハウス
スコア選択: ★★★★★

少人数アンサンブルの透明感が良く出た録音。古さをそんなに感じさせません。女声パートは(エリート)少年です。

モンテヴェルディ(1567-1643):聖母マリアの夕べの祈り MONTEVERDI:VESPRO DELLA BEATA VERGINE(1610)
モンセラート修道院聖歌隊(少年合唱、独唱も) Escolania und Capella de musica montserrat
プロ・カンティオーネ・アンティクヮ(男性重唱) Pro Cantione Antiqua, London
コレギウム・アウレウム合奏団(伴奏) Collegium Aureum
イレネウ・セガーラ神父(指揮) Ireneu Segarra OSB
録音:1976年3月、スペイン、バルセロナ近郊のモンセラートにて
発売:2004年6月23日 BMGファンハウス(deutsche harmonia mundi)
2枚組 24bits/96khz remastered  世界初CD化
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# by cantotanto | 2004-07-16 01:09 | 合唱曲
プーランク:人間の顔
いやぁ、久々に入手しました。大人の雰囲気のプーランクの無伴奏合唱曲集。
パートソロになると、アルトも、バスも、ソプラノも、たぶんテナーも(失礼)、「適度な(ここ重要)大人の色気」がにじみ出た音色で嬉しい。プーランク独特の変な和音も、程よい透明感で気持ちいい。ディスク裏の「24bits/96khz」の表記に魅かれて「音の良い新録音なら聞いてみるか~」程度の気持ちでかごに入れたので、こいつはめっけもん。
ノーツ内の写真を見ると皆結構若いのね。20代後半~30代がほとんどじゃないかなぁ。昔学生合唱団でこの曲歌った時は特に女声がぴよぴよ可愛い声だったし、逆に日本の社会人合唱団は往々としておば(あ)さま、おじ(い)さまの声がいっぱい入るので、こういう録音は実は貴重なのかもしれない。
しかし顔つきはフランス人のはずなのに、合唱団の集合写真ってどこも雰囲気が変わらなく見えるのは気のせいかしらん(買った人必見)。このおにーちゃん、絶対テナーだろうなぁ、とかわかっちゃう。なぜだ??

全体に録音レベル(音量)は低めなのだけど、タイトルの「人間の顔」終曲ラストのソプラノの「Ah----!」というハイEが凄い迫力。恐らくここが割れないようにレベルを抑えたのでしょう。私のスピーカーはバリバリ言っちゃうのですが(涙)。
この曲は第2次世界大戦中、ナチス占領下のフランスで書かれたもので、終曲は「自由」へのラブコールなのですが、その感極まった魂の叫びこそがこのハイEなのです。そう思うと、おとなしいファルセット気味の声でかぶせたり、オペラ歌手のような張り上げ方が結構ある中、この録音のは申し分なしです。うんうん。

でもこのディスクで一番好きなのはその1つ前の曲冒頭でアルトのパートソロが「La menace sous le ciel rouge ~」と怪しいメロディで入るところ。アルトの声の色気と、躍動感がたまりません。ちなみにこの部分、「真っ赤な空の下、恐怖が降ってくる云々(うろ覚え)」という、空襲の歌です。


< DISK情報(CD) >
Poulenc: Figure Humaine; 7 Chansons; Un Soir de Neige
Paul-Alexandre Dubois Francis Poulenc Violaine Lucas Jean-Francois Chiama / Naive
スコア選択: ★★★★★

フランスの新しい合唱団、ACCENTUS。一気にファンになりました。「人間の顔」のラストのハイEは凄いのひとこと。名演奏です。

POULENC(1899-1963):figure humaine  amazonレビュー(英語)
CHOEUR DE CHAMBRE ACCENTUS(合唱)
LAURENCE EQUILBEY(指揮)
2000 & 2001
NAIVE 24bits/96khz
入っている曲  SEPT CHANSONS, FP 81  7つのシャンソン
          FIGURE HUMAINE, FP 120 人間の顔
          UN SOIR DE NEIGE, FP 126 ある雪の夕暮れ
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# by cantotanto | 2004-07-14 13:09 | 合唱曲
サインカーブを聴く?? ドルビーデジタル体験DVD
いつか中古で手に入れよう、とずっと思っていたのに見付からず、遂に定価で新品を購入してしまったドルビーデジタルエクスペリエンス

サンプルで入っているトレーラーは「いかにもサラウンド頑張ってます」という感じのものが多く(当たり前か)、ちょっと時代を感じるような気がする。ちなみにリリースは1997年。最近は良く言えば自然な、悪く言うと物足りなめの作品が多い気がするから…。お値段が高めなのも、当時の価格設定なら仕方ないですな。
トレーラーの中で、面白かったのは富士急ハイランドFUJIYAMAの体験映像。やっぱりあれは、落ちている時よりもカタカタカタカタ…って登って行く時の音の方が怖いもんだ。

後半は、止せばいいのにスピーカーチェックのパートを掛けながらドライブ。
「制限ハ」って何だろうと思っていたら、ピーーーー … あ、「正弦波」ね。
クルマの中は反射があるからしょうがないんだろうけど、左前スピーカーの音が結構右から聞こえることが発覚。こういうものなのだろうか。いずれにしても、久しぶりに調整に出すか。
しかし、全てのスピーカーから同時にピーーー ってやられるとちょっとつらかった。精神的に。

<DISK情報(DVD-Video)>
Dolby Digital Experience
/ ジェネオン エンタテインメント
スコア選択: ★★★

お値段設定が1997年当時なので高め。でもサラウンド感満載のトレーラーは今では揃わないラインナップかも。調整パートは…すみません。使いこなせてません。
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# by cantotanto | 2004-07-13 12:47 | その他のディスク
1枚目は…ファインディング・ニモ …(汗)
山のような蔵書ならぬ蔵ディスクを少しは活かそうと、日々のディスクチェック(たまに生)状況をアップするブログを始めました。
タイトルはラテン語で、「私は聞く、私は見る、私は歌う」の意味。前2つはそのまんまの綴りでオーディオとビデオになっていますね。
とはいえ、ディスクチェックの舞台はほとんど通勤の車の中。なので画面はあんまり観れていないのが現状です。

そして今日観た1枚は…先月リリースのファインディング・ニモの1枚目(本編)。
全然クラシックでも声楽曲でもないやん。
このディスク、日本語トラックでdtsが選べてなかなか良い。もっとも、海の中ストーリーの割には後ろからの音がありがたい場面がそんなに多くないような気もするけど…。
車の中映画鑑賞は、安全のためいつも「日本語」→「英語」の順番にしているんだけど、木梨憲武がいい声優っぷりで参りました。あと、室井滋は役がすごい。
この作品に関しては、オリジナルキャストより日本語の方がよい出来かも…って、英語版最後まで観ずに言っちゃだめか。シュレックも良かったけど、あれはオリジナルが豪華すぎて…(苦笑)。
DVD買うと、複数言語の音声と字幕を行ったり来たりできるのが楽しい。映画館より楽しいんじゃないかなぁ。

<DISK情報(DVD-Video)>
ファインディング・ニモ
/ ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
スコア選択: ★★★★★

大人も楽しめます。日本語CASTは良い出来、しかもdtsも選べます。よ~く探すと過去のpixer film由来の隠れキャラが…(微笑)。
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# by cantotanto | 2004-07-13 02:13 | アニメ