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小道具ネタばらし… ロッシーニ:猫の二重唱
a0036057_2234246.jpg合唱団その2の内輪音楽会は無事終了。お恥ずかしながら、作った小道具はこんなのでした…。材料は1玉100円のアクリル毛糸3色、耳はかぎ針、尻尾は子供用輪編みおもちゃ使用です。

で、歌った曲はロッシーニの、猫の二重唱(Duetto buffo di due gatti)。5年来のお付き合いのソプラノのIさんとの、「いつか一緒に歌いましょう」を実現したのが、このコミックソング(失礼!)でした。

この曲、女声2人なら誰でも無理なく歌えそうな音域なのですが、譜面上のパート名がPrimo GattoとSecondo Gatto(第1猫、第2猫といった感じか!)になっておりまして、要は猫になれれば何でもあり!男女デュエットもありのようです。

楽譜には歌詞の”miau”(←もちろん、猫の鳴きまね)以外、何も書いてありません(ただし、ところどころ音符じゃないところにも書いてある!)。しかし、先生の駄目出し「もっと何かやらないの?」によって、演出と振り付け敢行。私、上下黒い服に黒猫耳と尻尾を付けたSecondo Gatto(音域も一応やや低め)がオスの口説き猫、パステルピンク系の服にピンク色小道具のIさんがそれをあしらうメス猫という設定で、招いたり振られたり、とまぁ一応笑いを取れる動きが付きました。そもそも小道具作りもその駄目出しで決意したんだった。
#リアル観客の方からの感想コメント歓迎いたします!

音楽会後の打ち上げでは、予想通りいろんな人の間を猫耳が行き交いまして、証拠写真がいろいろ撮られていた模様です。しかし、合唱団の先生が猫耳似合い度を基準に「次の音楽会では○○さんと××さんでこの曲やってね」と仕切っていたのはびっくり!あのお、土台のカチューシャは借り物なんですけどぉ…。

あ、そうそう。一応イロモノ以外にも、Gluckの「オルフェオとエウリディーチェ」からのアリア、「エウリディーチェを失って」Che farò senza Euridice も歌いましたよ。昨日のリハーサルでは決めの導入を間違ってコケましたが、今日は上手く行って一安心でした。
#しかし、2曲歌って両方とも「ズボン役」とは…。女声らしい曲はもう歌えないのか……(汗)

Three Living Legends
Dietrich Fischer-Dieskau / Eminence
スコア選択: ★★★★

ライブ録音。若き日のシュヴァルツコフとF=ディースカウ、そして年齢は?の(ごめんなさいっ)ロサンジェレスの3人が、真面目にいろいろ歌っています。…女声2人の1曲を除いて…(苦笑)。

こちらのCD、事前に先生にお借りしました。大御所の女声2人のデュエットのはずが、#7トラックの曲のみ、最初のmiauから声がひしゃげている(爆)!きれいに歌うことよりも何よりも、「猫」を優先した曲作りです。もちろんその猫歌いでも笑いを取っているのですが、どう聴いても音声では計り知れないきっかけで、観客が大爆笑しています。
相当、何かやっているようです。
まぁ、これ聴いたおかげで当日吹っ切れて演技できた、っていうのはありますね。

More(譜面について)
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by cantotanto | 2004-09-12 22:46 | 独唱&重唱曲
混声による同声デュエット モンテヴェルディ:アリアンナの嘆き
この寒さ(!)で風邪気味なので寝ていたのですが、目が覚めてしまったので1本投稿。
#夜型定着はヨクアリマセン。

a0036057_12552130.jpgモンテヴェルディのマドリガル+宗教曲集です。ジャケット裏の曲目リスト下には「ルネ・ヤーコプス指揮」とだけ書いていて、指揮者がいるんだから合唱曲も入っているだろう、と買ってみたら歌い手2人、ソロ+デュエットの曲集でした。
#実は合唱版の「アリアンナの嘆き」を探していたのです…。メゾソプラノのソロ曲でした。ううう。
##本日の釣果040813@魔法の塔でご紹介したLa Venexiana Live!収録の「アリアンナの嘆き」もやはりメゾソプラノソロ曲でした。合唱版の録音はないのか~~~?
(この話でピンと来た方は下のMore…へどうぞ。)

指揮者として名前が出ているルネ・ヤーコプスは自身もカウンターテノールの歌手のようですが、デュエットの1人としてカウンターテノール歌手のダニエル・ボルストにソプラノを歌わせています(こういうのをソプラニスタって言うの?今時は)。もう1人はメゾソプラノのギュメット・ロランス。
つまり、タイトルにある通り、混声にして同声のデュエット。実際には2声部の音域が近く、「軽くなりすぎない音域のカウンターテノール」と「重くなりすぎず適度に色気がある音域のメゾソプラノ」の融合と対比が楽しめます。日頃、海外の録音でカウンターテノールがアルト声部を受け持つような曲のアルトをどう歌うか結構悩んでいますので、この2人の共演は勉強になります。

タイトル曲は前述の通りメゾソプラノのアリアですが、歌い出しがいきなり「Lasciate mi morire(私を死なせてください)」というへヴィなものです(この1曲目はイタリア歌曲集 1(リンクは中声用)の2番目にも収録されています)。
この録音では、熱くなりすぎず、「音楽」を大切に守りながら「嘆き」を表現していて、聴きやすい感じ。中声部~低声部がいい声なので、この辺りでの感情表現(ひたすら嘆き+怒り)の乗せ方がきれいかな、と思います。これはメゾ好きの意見かもしれないけど…。
なお、アリアンナって誰だ、 "O, Teseo,"ってどんな呼びかけだ、と思っていたら、アリアンナ→アリアドネ(クレタのミノス王の娘、ミノタウルスの姉)、テゼオ→テセウス(ミノタウルス退治後、アリアドネをクレタ島から連れ出すが、ナクソス島であっさり捨てる)だったんですね(参考サイト)。で、捨てられた女の嘆き、という訳。納得。まぁ、その後の彼女は幸せになるんですけどね(関西弁の参考サイト)。なお、このアリアが入っていたオペラ「アリアンナ」は残っていないそうです。きっとメゾソプラノ活躍の美味しいオペラだったろうに残念。

<DISK情報(CD)>
アリアンナの嘆き~バロックの巨星モンデヴェルディの世界
ヤーコプス(ルネ) モンテヴェルディ コンチェルト・ヴォカーレ ボルスト(ダニエル) ロランス(ギュメット) / キングインターナショナル
スコア選択: ★★★★★

カウンターテノールによるソプラノと、メゾソプラノが同音域で絡み合う。人間の声を楽しめる美しい1枚。高音張り上げの派手な演奏を求める人には向きません。楽器は落ち着いた音の演奏で、BGMにも使えるかも。

モンテヴェルディ(1567-1643)
入っている曲
1. 『オルフェオ』のトッカータ  (器楽曲)
2. 「西風はかえり」 マドリガーレ集第9巻より
3. 「ああ、お前は何と愛らしいのか」 マドリガーレ集第7巻より
4. ロマネスカ「ああ、恋する人はどこにいるのか」 マドリガーレ集第7巻より
5. 「アリアンナの嘆き」 (メゾソプラノ独唱)
6. 『ポッペアの戴冠』よりフィナーレ「ポッペアとネロの二重唱」
7. 「ニグラ・スム(Nigra sum)」 『聖母マリアの夕べの祈り』より (カウンターテノール独唱)
8. 「美しきかな、わが友よ」 『聖母マリアの夕べの祈り』より 
9. 「2人のセラフィムが」 『聖母マリアの夕べの祈り』より 
10.「おお、祝福されし道、幸せな歩み」
11.「主よ、われは心より汝に感謝せん」
12.「地より逃れゆけ、わが魂よ」
13.「すべての人よ、喜びの声をあげよ」
14.「神よ、われを助けたまえ」 『聖母マリアの夕べの祈り』より 

録音:1995年1月 ドイツ放送大スタジオ(ドイツ) デジタル
    1983年5月 シャトー・ド・ソーヴァン(フランス) ステレオ
    1995年6月 デジタル
    1979年7月 ステレオ

More…(アリアンナの嘆き …まだ見ぬ友へ)
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by cantotanto | 2004-08-16 04:32 | 独唱&重唱曲