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合唱練習の”Nichts"
いや、ドイツ語で本当にこう言うかは自信ないですが…。
英語で言うと”Don'ts”、日本語で言うと「べからず集」というところでしょうか。

週末のレッスン録音を聴くと、シュトラウベ先生が「駄目」と言われた事が確かに耳障り。
「皆でとにかく音をとりましょ~」ではなく、ある程度「仕上げ」を視野に入れた合わせで、やってはいけない「べからず集」です。

・パート指定で歌うときに、こっそり自分のパートを併せて歌うべからず。

 …そのパートだけを聴きたいから指定しているのです。他パートが入ると、たとえ小声だったりハミングだったりでも、結構邪魔です。
 「では、次はソプラノ2とテノールで」などの指示を聞いていないのは言語道断。


・「聴いていてください」と言われたら、次の指示があるまで声を出すべからず。

 …正しい発音、正しい音程、正しいフレージングの見本を指導者が示して下さっている場合(シュトラウベ先生は積極的にこれをよくやる)、一緒にしゃべって、歌って確認したくなるけど、これは駄目。あなたの間違った音で、せっかくの見本が聴こえなくなってしまいます。ほら、不協和音が………。
ただ、「次の指示」は言葉で出ない可能性があります。手での指示、目線やあごの動きにも一応対応できるように見ていましょう。


・自分のパートが暇だから、とよそのパートに合流して歌うべからず。
 …今回の Jesu, meine Freude は途中に5声部中の3(~3.5)声部のみを使った曲がいくつかありまして、こういう曲をみっちり合わせている時は長~いお休みを食らう人たちが出てきます。でも、歌えるからってよそのパートをつまみ食いするのは×。
今回、アルト+男声の So aber Christus の練習録音を聴いたら…ものすんごくアルトの音量が大きい。しかも声質がなんだか他の曲と違う。女声総動員とは言わないけれど、ソプラノ系の1/3~半分は歌ってましたね。
音取り時点ならともかく、バランスを見たい時にこれはNGでしょう。


…ここまで読んで、「な~に偉そうに、自分のことを棚にあげて」と思われたリアル知り合いの皆様へ。

そうなのです。

全部身に覚えありです。
(参考資料) 学生時代、合唱を始めた頃の失敗談


今回、普段からの自分の行動をかなり反省です。
シュトラウベ先生、いいクスリをありがとうございますです。


#明日実は彼を追っかけて1日イベントにこっそり殴りこみを掛ける予定…です。
by cantotanto | 2004-09-23 03:13 | うたいに行くこと
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