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「やすおん」で2コマ出演します!
おなじみの方にはおなじみの、知らない方にはなんじゃそりゃな名前の音楽会、「やすおん」。
正式名称は「休みの日には音楽家」でございまして、アマチュアの皆さんが歌に限らず管・弦・ピアノとさまざまな音楽を奏でる、入場無料出入り自由の演奏会でございます。

今週土曜日1/22午後に、第22回やすおん開催でございます。

休みの日には音楽家vol.22 通称:やすおん
2011年1月22日(土)  13:10開場・13:30開演・17時過ぎに終演予定
東京建物八重洲ホール 全席自由・入場無料

私はいつもの「シャイン会」(第3部の4番目、16:20くらい~)で例によってシャインさんの曲とえっ、と驚く位(?)時代がくだった方に浮気してのもう1曲をうたいます。時代は離れるけどドイツ物宗教曲という線は1本通っております。珍しく(?)ずっとアルトパート(シャインさんは休ませてくれない)を歌うとです。

…で、普段のやすおんならあとはお客様になって楽しんでいるのですが…

もう1ステージ出てしまいます(爆)。しかも歌わない!
初登場団体の「かたりべ工房」(第2部の4番目、15時ちょい前~)で10分間、「語り」をやらせていただきます。
やすおんレギュラー中最も「華のあるヴァイオリニスト」、けんいちろう氏を口説きまして「ヴァイオリン+語り」の童話で共演させていただきます。

 Ferdinand the Bull 雄牛のフェルディナンド
 (原作 Munro Leaf 作曲 Alan Ridout 日本語訳 cantotanto)

知る人ぞ知る個性的な牛の物語、舞台はスペイン、闘牛を生産・育成する(ああ、この言い方は仕事柄だ)「牛の穴」的な牧場の牛が主人公です。派手目のヴァイオリンソロがちょっとスペインな雰囲気で闘牛!という感じなのですが、原作者はアメリカ人、作曲者はイギリス人でございます(あれっ)。語りクラシックの金字塔「ピーターと狼」と同じように、英語で演る場合は台本をほとんどそのまま忠実に読んでいるようですが、せっかくの日本語上演、語り手が好きなように訳させてもらいました。日本では主人公を「ふぇるじなんど」と表記した絵本が「○○のすきなうし」というネタバレなタイトルで岩波書店から出ていますんで、「ああ、あのふぇるじなんど!」と懐かしい方もいらっしゃるかもしれません。

スペインっぽい演出を、と御相談したら「やすおんのスペイン親善大使」MARIさんのお手元衣装をお借りすることができました。何じゃこの過剰演出、と思われる位にスペインテイストでお送りいたします。

事前解説はネタバレになってしまう部分もあるので、終わったら作品解説ごとレポしたいです。
やすおん史上初、かどうかはわかりませんが、10分枠の語りクラシックを、果たして100名規模のサロンコンサートでどんな風にお伝えできるか。自分もドキドキなんですけど気になる方、応援ください(乞)。

そうそう、最後にお願い。
上記リンクのプログラムにもありますが、最後にヘンデル:メサイヤの「ハレルヤ」コーラスを皆で演っちゃおう、という趣向のようですので、「楽譜があれば歌えるのに~」「自分も歌いたい」という方はお手元にお持ちいただけると吉かも。
脳内収容済みの方は手ぶらで大丈夫ですね。
by cantotanto | 2011-01-19 01:47 | 本番でうたうこと
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