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名状しがたきものは、ここに「ほぼ」成し遂げられた… 千人オケ合わせ録音
タイトルは、マーラー交響曲第8番「千人の交響曲」、第2部(っつーことは、歌詞はゲーテのファウスト最終場面)最後の「神秘の合唱」の3節目、

Das Unbeschreibliche hier ist's getan;

の部分に「ほぼ」を加えたものにございます。
#何回歌っても、「聞こえすぎる」と注意されてしまうpppの部分、ですね。


今日の会社帰りまでの通勤の往復で、全部聴きましたよ。ここ2週のオケ合わせ。

曲の形は、「ほぼ」、見えてきました。
が、全ての役者が揃った演奏が一度もない。

役者の揃い状況は、こんな感じでした。

・ オケ本体+大人合唱(1コラ&2コラ) は、皆勤(2回とも、最初から最後まで)。
・ 児童合唱は、2回とも「前半の後半」と「後半の前半」のみ
・ 本棒の指揮者先生は、2回目のみ
・ ソリスト陣は、2回とも後半のみ(バリトンの方は2回目欠席)
・ オルガニストは、2回とも後半のみ…だけど、楽器はキーボード
・ ハープは、1回目後半に1台、2回目後半に2台(…本番は5台揃うらしいぞ!)
#追記:実際は4台でした。証拠画像はこちら
・ バンダ金管隊は、2回目の「前半」のみ

という訳で、「全て」が揃った演奏は、まだ1度もありません。
当日のゲネで初めて達成されるのかな…楽しみです。


R-1をオケの前に置いた録音では、オーケストラの音は非常にバランスよく入っているのですが、合唱が、聴こえない。特に2コラ女声とは対角線上に近い位置関係なので、本当に聴こえない。
…これも本番のハコで音出しすれば変わる、と信じております。
母体になってる合唱団はオケの大編成との演奏に慣れてる方々ですしね。
#やっぱり、音の飛ばす先が壁なのとハコなのとでは、違いますよねぇ(期待)。


オーケストラの皆さんは、非常にいい音されてます。
金管楽器が唇の限界に挑戦するような超高音を求められているところは大変そうですが、それでも会を重ねるごとに安定した音になってきて、流石です。
いろんなオケ付き舞台に乗ったことがありますが、今回のオーケストラは本当に、内容的にも技術的にも豪華ですよぉ。アマチュアの方々とは信じられません。

ああ、緊張してきた。
明日はしっかり仕事せねば。





2回目オケ合わせの前後半の間、「児童合唱さんが練習するので音出し不可で~す」の指示と共に2時間休憩。R-1は回収できず、流しっぱなしでお茶しに行きました。

録れてた児童合唱さんの練習は、

「千人」の児童合唱パートさらい(実は、全部あわせても15分掛からない!)の後、

30分以上に渡って、もともと彼ら自身の演奏会用に練習しているらしい現代曲の練習に入りました。1曲目が「汽車は~闇を…」

おっ、

「銀河鉄道999」でした!機械化人間の話を書いた翌日に、タイムリーでしたね。

エンディングの曲もありましたよ。
皆、アニメは見たことあるのかなぁ…と若干心配にはなりました。

児童オンリーの同声の響きも、美しいですねぇ…。
by cantotanto | 2005-09-02 02:02 | 録って聴くこと
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