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Mアンサンブルの初回練習レポート
シゴトで修羅場している間に、練習に出る時間だけを何とか捻出していたら、書きたい練習&ディスクレポートがたまってしまいました…。
どこまで書けるかわからないけど、「最新の情報」から出していきましょう。


GW限定合唱イベントのMアンサンブル(M○VE←せめてもの検索対策)の初回練習が昨晩ありました。

慢性首肩こりが風邪を契機にますますひどくなり、遂に首が曲がらない(痛くて曲がらないんじゃなくて、痛くすらなくて物理的に曲がらない)状態になっちゃってたので、夕方にダンナつながりのスポーツマッサージのM先生(ご自身も歌われる方です)のところにひっさしぶりにかかりました(ありがとうございました。いろいろ動くようになって生まれ変わった気持ちです…が、やはり揉み返しが痛い…)。
その後、楽譜忘れたっの件があったので練習開始の15分前に着けるように何とか頑張ったら…

人が大勢いる!しかも譜面台とかガンガン組みあがってる!
幸い、スタッフされてる団員の方に楽譜をお借りでき、コピー機も施設内にあった(流石お役所!)ので素早く対応はできました。でも会場に戻ったら、その時点でワタクシ、ラスト2人目くらいの到着ですよ(@>@;
皆さん早いっ。これは私も襟を正さねば。


そして、練習レポートを。

グレゴリオ聖歌:Veni Creator Spiritus
ネウマ譜を何となく追うことはできるけどちゃんと勉強したことがないcantotantoには大変有意義な解説が満載。
ラテン語のアクセントがしっかり譜面に印刷されているのですが、インパクトでのガツンとアクセントではなく、「三善アクセント」っぽい盛り上げ方を要求されました(そりゃそうか)。どうしても「千人」で歌った「ヴェーニ」とか「アッ ッッチェーンデ」とかのゴリゴリの言葉の立て方が頭に残っている部分があるので、意識の切替が結構大変。
調は結局「CDで聴いたことがある」F始まりを指定されたのでこれは一安心でした。


Pycard:Gloria
音源を全く聴いていなかった曲。ゆっくりと音を追っておいたら…速っ。ついて行くのが精一杯。
さくさく歩くテンポの6/8拍子。タンタタンタのリズムをきっちり正しいところにはめると、確かにカッコいい!(今日は職場の廊下を歩きながら、手で歩調の3等分のリズムを刻みつつ、かつ小声で口ずさんでおりました。人に出会うとかなり怪しい感じです)
Sop2パートのカノン(カエルの歌状態)+アルト+Ten2パートのカノン。果たしてハモりを考慮して書かれたかどうか謎な感じの、でも明るい音がずーっと鳴ります。こりゃ面白い!更に、先生から「(5声の合唱譜ではなく、オケみたいな)パート譜見て歌う」を指示されトライ。定量譜うたいのCAさんにお邪魔したときにも体験しましたが、こういう古い曲は「タテの線」を耳だけを頼りに探りながら「自分の旋律」をうたう、のが本来なのでしょうね。
おなじみのミサ曲の歌詞なのに、早口でハメる所はすべりがち。しかも気が付くとなぜか1小節ずれてる(ダメじゃん)→コーダに入る前にさりげなく修正(ズルい…)。来週の「重唱」指示の前に、何とか自分の中でこなれさせておかないと。ふう。

そうそう、初めてリアルでお会いできた風待人さんが、しっかりテナーをこなされていたのをお隣で聴いて、おおお~っと感激しました。自分でも使えないことない音域なのですが、使っちゃうと次の曲で女声っぽく歌えなくなっちゃいます…。のど強いですね~。


Anonymus:Agincourt Carol
中英語の読みはとりあえず手探りだ…と思っていたら誰もが手探りだった曲。とりあえずこちらの曲は現代英語に近い母音選択で取ってみることに。
Alto-Tenの2声部の動きが多い(しかもソロ指定だったりする)のだけれど、録音聴いてみてもユニゾンになるところがそれなりの精度でぴたっとハマるのは、流石剛の者たち。
あんちょこのところで「(戦士が歌う歌だし、)このアルトはカウンターテノールなのでは」と書きましたが、休み時間に事前練習指導のM先生によると、本番の先生は「普通の混声合唱」志向であまり色を付けないことを好まれる、とのこと。なるほど。
…と納得はしたものの、この音域を女声らしくうたうのってどうするんだっけ、と結構忘却気味なのです(マジ)
#皆で歌うときに周りと合わせることはある程度可能なのですが、デュエット披露練となった時にどう歌えばいいのか、真剣に悩みどころです。

Dunstable:Veni Sancte Spiritus / Veni Creator Spiritus
3つの聖歌を同時に鳴らす曲。楽譜のアタマに書かれたとおり、本当に「3/4あるいは6/8」な曲でした。音取りしてる段階で全然意識できておらず(まぁアルトはほとんど3/4なんですけど)、甘いなぁ、と。
ドレミ唱なら何とかなるのですが、言葉割が不親切で難しい。いやぁ、ルネサンス~現代の曲はほとんどの作曲家がちゃんと言葉のアクセントを尊重した割付をしてくれてるんですが…なんじゃこりゃぁ状態で楽しいです。口回らないのですが。次回への課題はこれ。資料つくりも宣言しちゃいましたし…(大汗)。


Anonymus:Sumer is icumen in
トップ画像にも使っちゃった、「楽しく歌おうカエルの合唱」的カノン。事前に指示があった段に蛍光ペンを付けておいたら、当日大改造で全然違う段に(これは伏線)。そしてテンポ、速っっ。

女声4つのカノンで、各パートの色を揃えたい意図での調整だったのですが、1パート3人で、どうしてもソプラノの方の声からはみ出してしまう私。orz 早速名指し練第1号を仰せつかりました。録音を聴くとですねぇ…声質もそうだけど、確かにピッチの調整が雑ではみ出てる感じ。正しいところにまっすぐ収める前に、意図せざるアーティキュレーションが付いてるのですね………まずいですって。あと、指摘されて焦ってるせいか、繰り返すたびに微妙にリズムが前のめり…。いや、どこを直せばいいかは段々わかってきましたが、あのテンポの中で「どう」直せばいいのやら…
#と悩みつつ、やはり職場の階段を上りながら3連符を刻むのでした…。

とりあえずパートごとの確認をしたところで、カノンを合わせてみると…これもまた「中世的」な不思議な明るい和音がパーッとなります。ただ、1番カッコから元に戻るところで復帰のタイミングを間違えたら、1パートごっそり「落ちて」しまいました…すみません_o_」 
この曲は本当にリベンジを期したいところなのですが…どうやって期せばいいのだろう(大汗)。ええっと、頑張ります。

ってな訳で、いろいろと反省点の多い初回練習でございました。
文字通り足引っ張らんように頑張らねば。
あと、録音聴いた印象だと、疲れてくるとどんどん声のコントロールが雑になってきてる感が否めないので、そこいらへんのマネジメントは非常に重要なのではと…。
#前日無茶したからなぁ…のレポートはまた後で。
by cantotanto | 2006-04-10 12:58 | うたいに行くこと
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