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デュルフレをデュルフレたらしめる、音の柱。
デュルフレをデュルフレたらしめる、音の柱。_a0036057_8354244.jpg

特急自由席通路で朝食立ち食いモードのcantotantoです。
#スポーツウェアの人で大混雑。何かイベントでもあるのやら。

今日のデュルフレのレクイエム本番は、オルガン版で演ります。
昔学生時代に演った時にはオケ伴奏だったのですが、オルガンで聴いてみると、やはりこちらがデュルフレの本職だたって改めて感じます。
グレゴリオ聖歌研究家のオルガニスト、お国でのウケを考慮すると(?)フォーレのカタチを引かずにはいられなかった、という、背景も納得です。

オケ伴だと弦のトレモロだった部分が、作曲者指定のストップを選ぶとあんな音だったのかぁ、と驚き満載です。

地獄や最後の審判の描写はもちろんのこと、優しく始まるキリエの盛り上がりがびっくりするほどの音量で壮大な響き。
ズドーンと音の柱が立つ感じです。

小さなポジティフオルガンの素朴な笛の音もいいけれど、何でもできる電気仕掛けにもまたいろんな楽しみがあることを再認識しました。

ピアノだったらただの譜めくりのポジションの人が、ストップ変えたり音量調節のお手伝いしてたり、という光景もなかなか面白いです。

オルガン好きな人は上手2Fサイド席で上から見るのも楽しいかも。
#アルトのナマ声が聞こえちゃうかも知れませんが…(-.-;)

追伸:スポーツウェア軍団が割とすぐに降りて、ひとまず座れました。ほっ。
前住んでた近くでマラソン大会、ですって。
by cantotanto | 2007-04-15 08:35 | うたいに行くこと
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