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間近に2頭立てデス。
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以前、マーラーの「千人」の時に「4頭立ての馬がゲートインしてるみたい」と表現したハープ、今回は2頭立てです。

普段は下手側にいらっしゃることが多く、そしてアルトは舞台奥真ん中か上手端にいることが多いのでなかなか近くで演奏シーンを見ることはできませんでした。
今回は、日比谷公会堂の舞台の狭さ(反響版全部取っ払ってこの奥行きデスか~)とピアノ入り曲があるため、上手側のコンバスやホルンの後、アルトまん前の配置と相成った模様です。
かぶりつきで演奏シーンを見られること、なかなかないですよ~。
#曲に応じてピアノを下げる、なんて隙間はどこにもありません(苦笑)

爪弾くところは勿論美しいのですが、その後、次の音の前におもむろに弦の振動を止めて、次の音の弦に指を当てるべく構えを変える。しかもその間に右足はあちこちのペダルへ行ったり来たりも…。美しいデス…

が、デッドな会場ゆえか、マエストロから「音止めないで弾きっ放して」の指示が出たところもあり。余韻の残るハープもまた、良い響きですねぇ…。

でも一番忙しいところ(滅茶高速)では、「弦を押さえずに弾いてくれ、構えが合ってればできるはずだ」なぞという、無謀とも思える指示が飛んでおりました。
明日どうなるのか、ちょっと楽しみな鑑賞ポイントです(当事者の方、ごめんなさい…)。
#その直後、こちら側も滅茶高速ロシア語をしゃべり倒さなきゃいけないんですけどね(汗)
by cantotanto | 2007-11-24 23:02 | 本番でうたうこと
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