いや、あまり恐ろしくないものもありますが…。
[午前]カ○レ新年会のネタ仕込みその1 まだソプラノさんが確定していない(ええ、初動動作が遅かったのです)段階で、まずはMASSさんの貴重な上京時間を利用すべく朝からATB3名の合わせ。そう、以前ちらりと書いた「鳥の歌」デス。 はるか昔に演った時には皆川センセイ編の楽譜に♭1コ足して「アンサンブル・クレマン・ジャヌカン」の演奏と同じ高さで一番上をやったので、「譜面どおりのアルト」が以前のソプラノパートの音形の記憶に引っ張られて上手く取れない…(大汗) …と言う訳+αで、にじもとさんの「ミク鳥の歌日本語版」を頑張って聴きまくったら、何とか頭に入りました。 MASSさんが非常に合わせやすかったので、これに各パートが絡みを覚えて行けば何とかなると思います。あとは「ルルル合唱団」から何とか「フランス語らしきもの」に持っていっても崩壊しなければ良いのですが。 午後のカ○レ練でともたんさんを釣り上げ、何とかメンツは揃いました。あとは新年会まで練習、やねぇ。よろしくお願いします>関係者各位 [午後]カ○レ新曲練習怪始 「森の歌」が終わって間もない気でいたのに、カ○レの次シーズンが始まりました。 曲は、アンドリュー・ロイド=ウェッバーのレクイエム。 えっとね、そりゃー恐ろしー曲でしたわ。 そういえば、ブリテンもホルストもラターもハウエルズもヴォンウィリ(RVW)も、現代イギリス屋さんは「CDで聴いたらさらっと通り抜けるor音量が小さくて気にならない」のに「実際に楽譜に書いてある音を鳴らすと凄い音」って瞬間は結構ありますよ。 でも、こんなに不響和音ビンビン鳴り捲る曲は久しぶりです。「不響」和音というより、変響和音というか怪響和音というか。これ、CD聴いてもビデオ観てもわからなかったよ…orz 何ていうんでしょう、ルネサンスあたりの曲で「わざと全音をぶつけてから解決」とかが当時新鮮だったように、さらにバッハさんあたりで「7度や9度の音をピリリと効かす」のが粋な感じだったように、「とにかくありえないブツケ」を鳴らし続けて楽しむすげー曲です。 #これでユニゾンが単純明快に軽快に鳴ったりとかもあるので、飴とムチの落差が激しいったらありゃしない…。 まだ冒頭から拾って行ってるところですが、笑えるのが、Dies iraeのアタマ。 ソプラノとバスが、1オクターブに半音足りない幅で、平行移動。 「As-B-As-As As-B-Ces(=H)-Ces」と「A-H-A-A A-H-C-C(わざわざナチュラル付)」!! 本気で合わせると気持ち悪いったらありゃしない。 でもこの感覚は、やたら丁寧に音を取ってきっちり合わせ(ようとす)るカ○レだから味わえるのだろうなぁ…。 #ウェッバー氏の性格が今一つわからないので、これが「本気でQuantus tremor est futurus(どれほどの戦慄があるのだろうか。わなわな。)を表現する意図」なのか、「ソプラノの音が上がりきらなくてオクターブが決まらない合唱団を揶揄する(っていうか、そんな状態だったらこの半音も決められへんやろ的)ブラックジョーク」なのか、ちょっと図りかねます…(苦笑)。 ソプラノがとんがった絶叫怪音階を繰り広げるあたりでは、「奥さんが強いヒトだったのでしょう。作曲家の家庭事情って見えますよね」とセンセイの弁。そうか、ソプラノソロにきれいな曲を書いておいて、こういう所で事情が垣間見えるのね(苦笑)。 *念のため補足:当時の奥さんは初演&CDでもソロを演ってたサラ・ブライトマンさんデス。 #そういえば、上記「現代イギリス屋さん」の中には、「テノールの彼氏のために一生懸命ソロ曲を提供」っていう方もいらっしゃいましたねぇ(更に苦笑)。 こんな曲をやるときに見学者さんを誘導してしまったことをちょっと心配していたのですが、mixiでか~のさんつながりでいらしていただいたみゅ~ろんさんに、気に入っていただいたようです(ほっ)。どうぞこれからもよろしくお願いします。 で、宣伝。この物凄い音は、たぶん音を出している場にナマで立ち会わないと聴き取れません。どうぞ聴きにいらして下さい。本番は来年の6月8日デス。 でも、今からなら、この滅茶苦茶な音作り(ええ、きっちりと作り上げる意気込みですよ、この団は)にご参加いただけると(「特に男声」が強調されている模様)更にお得です。どうぞ、いらしてくださいませ。 …初演もCDも、合唱は「コドモ+オトコ」のイギリス方式でしたが… あのコドモ達はこんな曲をさらっていたのか…末恐ろしいもんだ。 [午後]カ○レ新年会のネタ仕込みその2 先日銀座のわしたショップで仕入れちゃった怪しい楽器用に、牡蠣好き三人衆でフルート専門店で重奏用の初心者楽譜を物色。 練習会場近くのあんな普通のビジネスビルな所に、あんなマニアックなお店があったとは。餅は餅屋、笛は笛屋。テノールのH氏は確かにコアなフルート吹きでした。会員証持ってたしw 無伴奏三重奏(をやること)がきっちり決まりました。音がきっちり決まるかはわかりません\(^Q^)/ 一番下の動きが少ないパートの音が何とか出せるように、あとは新年会まで練習、やねぇ(うぐぐ)。よろしくお願いします>関係者各位
by cantotanto
| 2007-12-10 00:59
| うたいに行くこと
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